経営者の資質とは

こんにちは。
オンライン事務代行のシブサワです。

 日頃、話題に上がるのを見るのが「経営者の資質とは」といったテーマです。日々、さまざまな経営者と接し、その成功を間近でサポートする中で感じた「経営者の資質」についてお話ししたいと思います。

 この記事を通じて、経営者の皆様がご自身の資質を見直し、より一層の成功を目指すきっかけになれば幸いです。

経営者に求められる多様な資質

 「資質」という言葉を調べてみると「生まれつきの性質や才能。資性。天性。」とあります。そういった意味では皆、それぞれ自分しかない資質をお持ちです。その中で経営者として仕事をするのにふさわしい資質はあるのか、またどのようなものなのか、といった視点に立って考えてみると経営者として成功するために必要な資質は一つではありません。

 リーダーシップを取ることが上手い人は、チームをまとめる経営者になれば良いし、コミュニケーション能力をいった資質があれば他者と良好な関係を築きながら事業を進めていけるでしょう。

 その逆も然りで、自分でチームをまとめることが得意でなくても人に任せて組織を作る資質があればそれを活かせば良いし、多くの人と関わることが苦手な経営者だっていくらでもいるはずです。

 ここで言いたいのはどのような資質にも関わらず、自分の特性としてそれを活かせば良いということです。リーダーシップ、コミュニケーション能力、そして戦略的思考など、個性を活かす多様な資質があります。ですが、資質のように持って生まれたものではなく万人が実行可能な必要な行動の方が重要であると考えます。

 これらに共通する重要な行動は「判断の軸を持つこと」「決断すること」「実行すること」の3つです。

判断軸は未来を見据える力・ビジョンの重要性

 一般的に「成功している」と言われる経営者は、明確なビジョンを持っています。未来を見据え、自社が目指すべき方向性が明確なのです。何かに迷う時、このビジョンがあることで決断することができ、間違った方向へは進まないので着実に目標を実現することができます。これは社員たちも同様で、一人一人が何を目指して働いているのかを理解し、迷わず決断し一丸となって努力することができるのです。

 例えば、Appleのスティーブ・ジョブズは「世界を変える製品を作る」というビジョンを持ち続けました。ビジョンがあることで、方向性を失わずに次々と新しい製品を世に生み出すことができたのです。

 自分はなんのために、何を大事にし、どこへ向かうのか。ビジョンを描くことが決断の軸となり日々の迷いを消すポイントになります。

迅速な決断とビジョンの活用

 日々の決断は経営者に限らず皆がそれを行いながら生きています。その中でも経営者は多くの重要な決断を下さなければなりません。ここで求められる決断力は、リスクを恐れず、必要な行動を迅速に取ることです。また、間違った決断をした場合でも、その影響を最小限に抑えるために迅速に対処することも必要となります。

 例えば、Netflixのリード・ヘイスティングスは、ビデオレンタルからストリーミングサービスへの大きな転換を迅速に決断しました。ここで活用したいのが最初に設定したビジョン、判断の軸です。ビジョンに基づいて決断を下すことで、一貫した方向性を保ちつつ、迅速な行動が可能になります。

徹底した実行と継続

 決断したならあとは実行するのみ。決めたまま、動かないのであればそれはなんの意味も持ちません。そして、途中で結果を迎えないまま辞めてしまうことも避けたい状況の一つです。

 実行に大切なのは徹底すること、継続すること。「このくらいでいいか」と予定していた内容の100%に満たないパフォーマンスをしたりある一定のデータが取れないところでの中断も大変勿体無いことです。完成度が低い、続かないのではれば原因を検証し改善しながら実行し続けてみましょう。データを基に改善し続けることで、最終的に成功に繋がります。

 継続して初めて、その努力が実を結ぶのです。

具体的にはどんなふうに行うのか

  • 判断の軸となるビジョンを思い描く
  • 決断に迷う時にはビジョン(=判断軸)を思い出す
  • 徹底し実行を継続する

オンライン事務代行サポートはこんなことします

 経営者の資質は多様であり、成功するための道筋も一つではありません。しかし、共通して言えるのは「判断の軸を持つこと」「迅速に決断すること」「徹底して実行すること」が重要であるということです。

 オンライン事務代行サポートとして、経営者の本来持つ資質を大事にしながら、経営者の皆様が本来の業務に集中できる環境を提供します。事務作業に圧迫されることなく、ビジョンを実現するためのパートナーとして、ぜひご相談ください。
 共に目標達成に向かい、企業の成長をサポートいたします。

  • ビジョンの明確化
  • ビジョンに寄り添う形での事務代行サポート
  • 決定した業務を高いパフォーマンスで実施

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